私は、読んでいたKindle本の続きをAudible版で聴く(Whisper sync for Voice) Kindle本とAudible版での読書にどっぷりはまってしまった最大の理由は、この2つがすばらしく連動しているからです。
Kindle本とAudible版を同期させるWhisper sync for Voiceという機能があり、Audible版で聴いていたものをKindle本で開くと、聴いていた続きが表示されるのです。そしてKindle本を閉じ、再度Audible版を再生すると、読んでいた続きから再生されます。
つまり、Kindle本を読んでいて洗濯を干すために立ち上がる時にはAudible版に切り替えて、干し終わったらコーヒーを入れて、座ってKindle本を開いて続きを読む、ということがストレスなくできるのです。
トイレに行くにも、ちょっと洗い物をするにも、Audible版をすぐに聴き始められるということがとても助かります。どこまで読んだのかと探す時間がかかりません。続きが気になる本をずっと読んだり聞いたりしているだけで、結果的にスキマ時間の有効活用をしています。
今までは子どもたちの塾や習い事の送迎も面倒に感じていました。それが、車に一人でいる時間はAudible版を聴けるようになったので、送迎は歓迎すべき時間になりました。連動しているのはWhisper sync for Voiceのマークがついたものだけですが、人気のあるものや最近のものは多くがその対象となっています。
狙いはセールと抱き合わせ販売 Audible版はだいたい10~30ドルほどです。そのまま買えば高いですが、会員限定のセールが随時開催され、サイトにあるAudible版がすべて半額になったり、ジャンルによって半額になったりします。
さらに、ある本をKindle本で買うとそのAudible版を2~7ドルほどで追加購入できることもあります。こんなに安く音声が手に入るなんてびっくりしました。例えば、ある本は、Kindle本を9ドルで買ったらAudible版が5ドルで買えました。合わせて1100円でした。
驚きのあまり、このときにはかなり衝動買いをしてしまいました。また、多少高めではありますが、40ドルで3本分が無料になるオファーも常にきます。1本あたり、13ドルです。本1本分の音声が1300円くらいで買えるなんて信じられません。
高校生の頃、ストーリー形式の音声教材を買ってもらったことがあります。おもしろくってやめられない、という触れ込みでした。とても高かったのですが、途中で私が放り投げたので、もったいながって母が聞いて「おもしろいよ」と言っていたのを思い出します。当時はそれくらいしか音声教材はありませんでした。
しかし、日本のAmazonで買ったKindle本とは連動していませんので注意が必要です。連動しているのは、米国AmazonのKindle本と、米国AudibleのAudible版であり、その中でもWhisper sync for Voiceのマークがついているものだけです。
そのマークがついていないものは連動しません。特に気をつけたいのは、日本のAmazonで買うKindle本とは連動していないということです。また、Kindle本とAudible版の抱き合わせ販売についても、日本のAmazonで購入したKindle本とは関係ありません。先に日本のAmazonでKindle本を購入していてもAudible版が安くなるわけではありません。日米のAmazonアカウントを統合させた場合にはついてはここでは考慮しません。
連動させたかったら、買うのは米国Amazonと米国Audibleから おすすめなのは、Kindle本もAudible版も米国のサイトから買うことです。米国AmazonのサイトでKindle本もAudible版も同時に購入することができます。まず米国Amazonでアカウントを作成して、そこを経由して米国Audibleのアカウントを作成するのがおすすめです。
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