先ほど、発音は気にする必要がないことを説明しました。なるほど、発音は気にしなくてもいいんだと少し肩の荷が下りたかと思います。しかし、まだ文法を正しく使えなくて悩んでいる、あなた。安心してください。発音と同じく、文法も気にする必要はありません。
もう一度言います。英会話において文法を気にする必要はありません。え、文法ができないと意味が通じないんじゃ? と思うあなたにこれから説明していきます。
たしかに、中学校に入り英語を勉強してきた私たちは、「HeやSheが主語の時は動詞の最後にsをつけなさい」「過去形は最後にedをつけなさい」などと学校の英語の先生に言われてきました。
ですが、英会話において、そんな細かいこと必要ありません。なぜなら、そんな細かいこと気にしなくても英語は伝わるからです。それでも、やっぱり文法が必要なのでは?と心配するあなたに、英会話って文法が間違っていても意味自体は通じるのです。
もちろん文法が出来る方がいいですが、HeやSheのあとの動詞につけるsや、過去形につけるedなど細かい文法なんて英会話では気にする必要はありません。そんな細かいことを気にして話さないのはもったいないです。
自信満々に喋りましょう。ましてや、あなたは英語の先生でもネイティブでもないのだから、間違っていても誰も気にしません。文法なんて気にせず話しましょう。英語は都合のいいことに、文法が少し間違っていてもうまく伝わる言語なのです。それにはいくつか理由があります。
・ Yes/Noがハッキリしている ・ 主語がハッキリしている ・ 大事なことが文の最初にくる ・ 助詞がない
などの理由です。
例えば、外国人が日本語を学ぶ際に苦労するのが、漢字や敬語などと共に「助詞の使い方」であるそうです。日本語であれば助詞「が」「て」「に」「を」「は」などの使い方を間違えると意味が通じないかもしれません。
極端な例ですが、「私はラーメンを食べたい」 「私をラーメンは食べたい」 助詞「は」と「を」を反対にするだけで意味が全く変わってしまいます。英語にはこれほど重大なミスはめったにありません。
そう考えると日本語の方が難しいことがわかります。話が逸れましたが、英語はこんな細かいことが必要ないことはわかって頂けたはずです。どんどん話していきましょう。
|