グローバル市場の成長やインバンド需要に対応するには、従業員の語学力アップが欠かせない。Atlasの法人向けレッスンを導入した企業では、どのような変化が起こっているのかインタビューをした。
大阪市内のインフラシステム会社でエンジニアとして勤務する横道秀隆さんは入社7年目で、工場の管理システムを扱う部署にいながら、海外のクライアントと英語で頻繁にやり取りしている。クライアントへの説明や資料作成は英語のみで対応しているという。
英語を本格的に始めたのは入社1年目からで、大学時代は英語が全然できなかったという。会社内でも英会話を中心とした英語研修をしていたが、2015年からAtlasマンツーマン英会話の英語研修を受けることになった。
週1回1時間のペースでマンツーマンレッスンを受け、研修後は使用した教材を徹底的に復習し、海外出張時に習ったフレーズをクライアントとのやり取りに使うことで会話力を身につけた。
最近ようやく英語で製品説明できるまでになったが、TOEICは600点には至らない。しかも、ほぼリスニングだけで取ったという。本人曰く、「リスニングだけではなく、TOEICスコアを上げたほうがいい」と直属の上司にアドバイスされた。
それから、TOEICの勉強も取り入れてみたが、土日は家族優先で勉強時間を作れない。そこで、平日のすき間時間をフル活用し、通勤電車内や出張中にアプリやテキストを開いて勉強を続けている。
教材とアプリはいろいろ試した中で自分に合うものを見つけた。忙しい毎日で英語の勉強もできない期間はあるが、何度も使用している教材を開けば、すぐに勉強を再開できる。
英会話は、マンツーマンレッスンと海外のクライアントとの打ち合わせで日々磨いている。また、英語のできる同僚の会話を聴きながら、使えそうな言いまわしはメモしている。最終目標は、海外赴任できるレベルまで英語力を伸ばすことだそうだ。
最近、世界的な半導体メーカーが同社を買収し、技術・製造部門の統合作業を任されるようになったのが同社の皆川融さんだ。エンジニアとして製品開発に取り組み、英語を使う機会のなかった皆川さんにとって、まさに青天の霹靂だったという。
当時の皆川さんは、TOEICスコアが520点で、異動後はNHKラジオ英語講座やゲームソフトの英語漬けなどで英語学習をしていた。しかし、日常会話中心ばかりの学習法を選んでいたため、いま一つ学習効果を感じられなかったという。
そんなとき、転機になったのがAtlasマンツーマン英会話の法人向けレッスンと日本人講師によるTOEIC対策だ。「レッスンで学んだ言葉がすべてそのまま統合作業の話し合いで使えた」。仕事に役立つという実感を得てからは、英語の学習スピードが上がったという。レッスンから2年でTOEICスコアが800点まで急上昇した。
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