海外でのビジネスでは、現地のマーケティング調査が必要であれば、英語でも必死に情報を集めなければ仕事が進まない。反対に、TOEICのスコアが800点以上の人手も、実行力や突破力がなければやはり達成が難しい内容となっている。
日本国内で仕事ができても、海外経験と語学力に対する自身のなさが、仕事のパフォーマンスに影響してしまうのだ。
実際、TOEIC800点以上の社員が、ある仕事のミッションを10人中平均2人しか終えられないという確率を考えると、それでも自分を追い込み、現地の人々に助けられるうちに、自分の殻が破れて顔つきまで変わってくる日本人はいる。
帰国後、彼らはコミュニケーションのツールとして英語の重要性に気がつき、英会話スクールに通うなどして本気で語学学習にはげむようになっている。
まずは、相手を好きになり、気持ちを伝える意識が大切と心がけることから始めたい。会話で、決してネガティブな単語を使わないことだ。そうすると、相手も心を開いてくれるだろう。特に、likeやloveといった感情ワードを多用することで関係が良好になり、ビジネスがスムーズに進むのだ。
会話は、相手と自分の共同作業ではじめて成立するものだ。自分の気持ちを伝える努力と、相手に寄りそうマインドがあれば、誰でも英語で会話上手になれるはずだ。
どんなにTOEICの勉強をしても、それだけでまともに英語が話せるようにはならない。何となくではなく、英語を使う目的意識をはっきりさせて努力しなければ身につかない。下手でも中途半端でもいいから、実践の場をもっと増やして英会話の経験を積んでいくべきだ。
まずは、2000語程度の単語を覚えれば、相手に気持ちを伝えることができるだろう。しかし、知識だけでなく、自分で発音して聞き取れなければ意味はない。恥ずかしいと思わずに、短い文章からだんだんレベルを上げていくうちに、長く話せるようになってくる。
英語学習のコツは、単語だけでなくフレーズも覚えることだ。個別の単語は理解できるはずなのに、フレーズになると意味がわからなく表現は多い。簡単な単語ほど難しいから、3～5で構成されているフレーズを覚えていくと使いやすくなるだろう。TOEICや中学・高校の英語学習がベースにあれば、組み立てながら覚えることができるはずだ。
最近は、外国人観光客が増えているので、国内で英語をトレーニングできる機会も増えている。彼らも親切にしてくれる日本人は態度でわかるので、話し出すまで待ってみる。街中で外国人が困っていたら、英語が苦手でも話しかけると、コミュニケーションが成立することになる。
例えば、居酒屋で外国人を見かけたら、注文や支払い方法、食べ方などを教えてあげると喜ばれたりするだろう。事前に話したい、説明したい内容を考え、営業や交渉などで説明できるよう準備しておくといいだろう。
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