日本人は英会話が本当に苦手だ。これは、技術的な要因もあるが、メンタルな要因のほうが大きい。一言で言うと英語圏のネイティブスピーカーと英語ができる帰国子女や留学組に対する劣等感が、英語を話させなくさせている。まず、このメンタリティを壊していくこと。
1つ目に、ネイティブのような発音で話す必要はない。お手本にするのならば、孫正義さんやカルロス・ゴーンさん、ジャッキー・チェンさんが話すような英語ではないだろうか。発音を直す努力は必要だが、日本人英語でもいいから失敗を繰り返すことだ。
2つ目に、他人の英語を評論しないこと。会社内で誰かが英語を話すと夜の飲み会でその人の発音や文法について評論が始まる。他人の評論をするようになると、ますます自分も英語が話せなくなってしまう。そんなヒマがあるのなら英語で話す練習をすべきだろう。
3つ目に、文型を正しく学ぶこと。文法を学んでそれを音読して、その文型をいろいろ組み替えて試してみるというのが、英語を話すための基本にすべきだ。その文型を英会話のレッスンで使いながら、経験によって修正していくのが、語学ができるようになるプロセスだ。
あまり難しいことをやる必要はなく、中学3年生までの基礎文法で十分。しかし、こんな当たり前のこともやりたがらないのが多くの日本人ビジネスマンなのだ。
4つ目に、英語を話す場所を持つこと。手頃なレッスン料金で英会話が学べるAtlasマンツーマン英会話では、40代、50代の男性にも勧めたい。マンツーマンレッスンが1時間3000円で受けられるので長続きする。
発音については、まず発音記号を覚えること。英語は漢字のような表音文字ではないので、アルファベット通りに読むことができない言語だ。間違った発音を覚えるとそれを後で直すは大変になるから、英語の勉強を始めて最初の1ヵ月では発音の勉強をしてほしい。
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