Atlasマンツーマン英会話には、あらゆる業種、職種のビジネスマンが参加している。どうしたら効率よく英語を勉強し、TOEICで高得点を上げられるか。多くのビジネスマンに共通する関心ごとでもある。
しかし、それを心配する必要はない。TOEICにはそれに適した勉強法が研究されている。大学受験で英語の基礎が身についているなら、コツをつかみ少しでも努力すれば600点は難しくない。
現在600点台の人でも、きちんと英語を勉強すれば短期間で730点以上を達成できる。730点台であれば英語の世界が広がり、昇進や異動で英語を理由に不利な扱いをされることもないだろう。
語学学習に王道はないが、730点を目標に、3ヵ月でスコアアップするコツを紹介する。1年以内で600時間の学習時間は必要になる。平日は昼休みに30分、往復の通勤時間に1時間、週1回のマンツーマンレッスンを受けて確保する。これで600時間。評判がいいTOEIC対策セミナーに参加すれば、TOEIC特有の問題を学ぶことができるがあまりお勧めはしない。では、具体的にポイントに絞って説明しよう。
1 事前の情報収集が大切
まずTOEICについての情報を集め、対策を立てることが大切になる。TOEICは、ビジネスで使われる単語や英文の出題が多く、その傾向は年々多くなっている。さらに、ひっかけ問題も増えている。また、必要な事柄を素早く読み取るという、情報収集力を問う内容になってきている。
2 目標を設定して戦略を立てる
会社に要求されているスコアや、過去のスコアを参考に目標のスコアを設定する。次にリスニングとリーディングで、何点取るかを算定する。特にリスニングに苦手意識を持つ人は多いが、実はリスニングのほうがスコアが取りやすい。
一般的にはリスニングセクションで400点、リーディングセクションで350点に設定するのがいいだろう。パートごとに出題の特徴があるため、狙いを定めて勉強すると効率的だ。リスニングのスコアアップでカギを握るのが、パート2と3である。
パート2は、会話の流れをつかむことを理解し、解き方をマスターすれば簡単に点が稼げるようになる。パート3、4では、設問文と選択肢を先読みし、何が重要な情報化を判断することができるようになればさらに点を稼ぐこともできる。
リーディングでは、以前に比べ難易度が上がってきている。その中で問題数が多く、最も力を入れるべきはパート7だ。多読と精読で読解力をつけ、TOEIC特有の解き方を覚ええれば、大幅なスコアアップが可能になるはずだ。
3 モチベーションを維持する工夫
結果を出す人に共通するのは、モチベーションが高く、それを維持するのがうまいことだ。他の人の成功事例を読み、問題集を解いてその結果を日記につけて励みにするなど、自分なりに工夫してみること。
4 公式問題集と徹底活用する
書店には様々な問題集が並んでいるが、まずはTOEIC公式問題集を購入すること。単に問題を解くだけでなく、問題のポイントを理解し、音声CDを聞き、出てきた単語を覚え、問題の傾向を分析することが大切だ。古い対策本や参考書は参考にならないので注意。
5 英語に触れる機会を増やす
英語力は積み重ねで培われるもの。出題される表現や単語をできるだけ聞いたり読んだりすること。また、英会話スクールのマンツーマンレッスンも週1回ペースで受けると効果的だ。
|